バイウォーターは、処理槽内にもみ殻、その他の媒体を入れ菌床を作り、バイオ微生物(菌)を培養し、カクハンを行い、微生物により生ごみを炭酸ガスと水に高速分解・消滅させる新発想の装置です。
使用している専用微生物郡は有機物分解能力が非常に高いので、ほとんどの生ごみを24時間以内にほぼ完全に水と炭酸ガス等に分解します。
分解できなかった成分は、微粒子(SS)となって水とともに排出されます。
初期設定はメーカー、販売店の技術者が行い、以後は完全自動運転となります。後は投入口の蓋を開け、生ごみを投入するだけです。
高温菌を使用していたり、排水機能を持っていない処理機の場合には、生ごみ投入前の“水切り”が必要です。当処理機は機内で散水し、排水機能を持っているので、その必要がありません。
「堆肥型」や「乾燥型」などの場合、一時処理が済むまで次のごみを投入する事ができません。当処理機では、生ごみが出た時点で即座に、いつでも投入でき“ごみ箱”感覚でご使用いただけます。
菌担持体として「もみ殻」を使用していますが、もみ殻に付着生息している専用微生物が自己増殖を繰り返しますので補充の必要がありません。
13℃〜40℃の常温での分解ですから、高温菌による高温での分解に比べ、さらに低い臭気です。好気性酸化分解の場合、臭気の成分は主にアンモニアの性質を利用して、機内で散水し、臭気を抑え込む方法もとっています。脱臭装置は必要ありません。
不完全に分解に伴う残渣が一切ないため、その取り出しの手間がありません。排水液は液肥としてリサイクル可能です。
分解された水は、浄化槽に流れます。
浄化槽内、配管パイプ内のスカムがとれてきれいになり浄化槽内の臭いも少なくなります。
生ごみは有機物(炭素と水素の化合物)でバイオ強制酸化(バクテリア)によって炭酸ガスと水をつくり出すバイウォーター。
実際の工程を覗いてみてください。本当に分別した生ごみをそのまま放り込むだけで水ができちゃいます。全てバイウォーターに任せていただければOKです。
まず始めに、生ごみを分別します。
投入できるものは下記『投入区分表』に記載しています。
もみ殻へ生ごみを投入します。
撹拌は30分に1回、約3分程度タイマー制御により回転され、13℃〜40℃の常温での分解となります。
機内の温度調整は散水量で調整でき温度は電子サーモにより排出されます。
生ごみは多孔穴と散水シャワーにより処理された液化を流下させ、槽内で微生物により再度分解処理され流水方式により排出されます。
合併浄化槽などへ排水します。
分解された水は浄化槽へ排水されます。浄化槽内、配管パイプ内のスカムがとれてきれいになり、浄化槽内の臭いも少なくなります。